これからのコミュニティと場づくり

ドラゴン桜、宇宙兄弟を手掛けた佐渡島 庸平氏いわく、ドラゴン桜の時の社会の動きは肌で感じることができたが、宇宙兄弟ヒットの時の社会の動きはすでに変化していたという。

ドラゴン桜に比べ、宇宙兄弟のプロモーションはより完璧に近いものであったにも関わらず、社会が動くほどの神風は吹かなかったとのこと。

その時に感じとことが、マスコミの持ってるパワーはもう関係ない(マスコミを利用したプロモーションは社会に届きにくくなった)と感じたそうです。


これから物やサービスをプロモーションしていく環境は変化し、大きなメディアではなくそれぞれが独自の媒体を用いて戦略を練る時代となってきました。

ただ、独自のプロモーション環境を整えようにもコミュニティづくりに苦労している人は多く、存在するコミュニティはあるもののフェイスブックのコミュニティページやかつてのmixiのようなプラットホーム型コミュティがいまだに主流となっています。


ぱっと思い浮かぶ個人が活きるコミュニティとしてはクラウドファンド・クラウドワークにオンラインサロンなどがあったりしますし、個人的にはG1・Slack ・noteなどのコミュニティは活用しています。よりニッチな経済塾や起業塾への顔だしもしており、このようなコミュニティは探せばすっごいあるんですが、なかなか活用どころか認知もまだまだな感じがあって、その難しさもあるんだなぁと痛感しているのが実情です。


で、コミュティと場づくりの話になるんですが、竹田の城下町のような小さな町って、歩いて完結できるいい感じの空間なんですよね。私が最近よく言葉にする竹田こそ最先端っていうのもこれに関連してて、歩いて行ける範囲にそれぞれの専門家は少ないけれどもいるってことが重要なんだと感じてるんです。

要は竹田の城下町ってちょっと大きなコワーキングスペースみたいなもんじゃんってね。

コワーキングスペースってそれなりに何か持ってる人達が集まって、それが混ざって面白いものが生まれていく環境だと思うんですが、竹田の城下町はそのコワーキングスペースが少し大きくなった形だと考えてもらえれば、もうすでになにかを産み出す環境は整っているんじゃないかって思うんです。

あとはどれだけそのことを意識して取り組めるかってところでしょうね。

このように地域コミュティの多様性をもっと可視化して、それをオンライン上でどう再現していくかがキーワードになるんじゃないかな。これに取り組むことこそ地域活性なんじゃないかしらと思います。


それからもう1つのコミュニティについてですが、上記はどうプロモーションしていくかのコミュニティ論でしたが、もう1つのコミュニティは商品やサービスをどう利用してもらうかのコミュニティ論を記述していきたと思います。

どんなものでもそうですが、商品やサービスにはコアなファンがついてくれたりします。

このコアなファンだけが楽しめる特別な空間(コミュティ)をつくって楽しんでもらえるようにすることってすごく大事なんだと思います。

どんなに売れる物やサービスであっても、なかなかそのことについて熱く言葉を交わす機会は多くないというのが現状で、だからこそそんなコミュニティは求めらる。

売る方にしてもこのようなコアなファンに支えられ一定の利益見込みができることで、より追究したり挑戦することが可能になって力をつけていくことができることを考えると、このようなコミュティ作りは売り手買い手双方にとって有益なものであり、本当に大切なことなんだと思います。

以上のようにコミュニティづくりの必要性はより高まってきたと言えますし、形にしていく難しさも当然ありますが、ここに挑戦していくことって面白そうですよね。


ということで…

もうオチを考えるのがめんどくさくなったんで急に終わります。

それではまた。


竹田新撰組

仕事と療養を両立させたコリビング・ビレッジの創造 「新撰組の武士よりも武士らしく」に習い、 「健常者よりも健常者らしく人生を楽しむ」を実践する難病起業家集団

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