コトをはじめるリスクについて
リスク0は存在しない。
なにかコトを始めようとしたとき、リスクは必ず発生する。
だったら何もやらないことこそリスク0じゃないかとの発想もある。
しかし本当にそうなのか?
確かにやる必要のないものをわざわざ立ち上げコトを起こす場合においては、「やらない」の選択肢は当然あるし、やらないことこそリスク0だという発想は理解できる。
ただ、「何かやる」と「何かやらなければならない」がリンクしたケースにおいてはそうはいきません。現状維持では見通しの暗い未来を憂い、何かコトをはじめなければならいケースにおいては、やらないことこそ最大のリスクだと思います。
これは個人的な見立てですが、地方が活躍できる環境が今以上に整っている時代が訪れる可能性はそう高くはないと考えています。
当然、経済は政治の影響を大きく受けます。
現状の金融緩和や財政政策は有効求人倍率や企業倒産数を見ていただければわかるように、経済に好影響をもたらしています。
財政政策・規制緩和等物足らなさはあるものの、現状の政治の影響は高く評価してもよいものではありますが、いずれ現体制は変わります。
巷で噂される次の内閣総理大臣候補の面々を見てみると、現状の経済政策にブレーキをかけかねない政策を口にするものが多いように感じるのは私だけではないはずです。
ブレーキをかけかねない政策の核は消費税増税や金融引き締めに関するものですかね。
この政策が実行され喚起するのは銀行か雇われ社長がトップの大規模事業体くらいかなと、狭い見識の私にはそれくらいしか思い浮かびません。
また、経済の影響は国内だけではなく世界の動向にも左右され、地政学的リスクの大きな地域に存在する日本に住まう私たちは、やはりそのことにも注視しながら取り組むべきことや進めなければいけないことをやっていかなければなりません。
このように、好景気は個人投資も活発となり、クラウドファンド・VALU・Timebankなどの個人が個人に投資する仕組みも機能し、個人が活躍するということは当然地方も活躍できるチャンスが増えるということになります。
逆に景気の落ち込みは単純に個人が活躍できる投資環境がしりすぼみになることも考えられますし、行政の形は都市のコンパクト化と効率化の移り変わりが求められていきます。
それは各地方にまんべんなく分配される補助の仕組み等にも影響しますし、結果として自力で地域コミュティを維持できない地域は、必然的に一所に集約していく流れになるのではないでしょうか。要は地方が活躍できるチャンスや機会は大幅に減る可能性も十分にあるということです。
このまま現状維持を貫いた先の竹田ですが、「IT・ICT」「ブロックチェーン」「AI」「ロボット」の台頭によって、上記のような行政の仕組みや町の仕組みの変化が起こり、そこに人口減少や利便性の追求などを鑑みると、城下町の消滅も予想できます。
歴史文化に関わる公共財等の維持に伴い、それに付随した一部の商店やサービス業等は存在できるでしょうが、今の竹田城下町内の営みは劇的に変化する可能性があります。
とは言っても、必ずしも消滅は否定的なものではなく、人口減少が進み人の流れが鈍く産業が生まれず経済が回らなくなるのであれば、近隣の中核都市に様々な機能を集約させコンパクトシティを成立し便利な営みを手にすることができると考えれば、必ずしも悪い事ではありません。
ただ、竹田に愛着があり、この竹田を残していきたい。竹田を賑やかにしていきたいと思うのであれば、消滅を回避するためには挑戦していくしか方法はありません。
挑戦する以上当然リスクはついてきますし、これまで日本の国力の力強さに胡坐をかいて補助だなんだで生き延びてきた地方は、これからは危機意識を持ってしっかり備え考え自立して挑戦していかなければなりません。
この先、劇的な変化は必ず訪れます。
生き方や暮らし方。働き方に遊び方はまったく別のものとなっていくでしょう。
そんな中で、大切で愛着のある竹田の町に貢献したい。残していきたいと考えるのであれば、リスクを恐れず変化のスピードに負けない挑戦を続けていくことが、これからの過疎地域の在り方だと考えます。
わたしは、竹田の町に愛着がありません。
竹田の自然環境は本当に好きだと言えますが、愛着を問われると難しいものがあります。
ではなぜ竹田なのか?
それは、竹田のことを本気で考えている人。竹田を愛している人。竹田に貢献したいと考えている人が好きなんです。「町」ではなく「人」に愛着があるんです。
たった数年しか関わっていない新参者ですが。
だから、竹田でなにかやりたいという声には積極的に関わり、すこしでもお力添えできればと考え行動に移しています。
当然、その先の私の利益(難病を患う人たちの自分らしく暮らせる環境の整備や私自身が楽しく働きしっかり稼ぐことができる環境作り)も考えていますが、まずは地域の利益が最優先だと考えています。
リスクを恐れず楽しく挑戦していきましょう。
※お詫び
今回は特に勢いに任せた殴り書きとなっております。
誤字脱字や誤った表現法などあるかと思いますが、時間のない中での投稿となっておりますのでご容赦を。時間があるときに修正しておきます。できれば…
ということで今回のブログはここでおしまい。
それではまた。
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