無料化時代

タイトルにある無料化時代なんですが、

厳密に言うと直接お金を支払わずに商品やサービスが得られる時代がきてますよ。

ってことです。

物々交換が成り立っていた時代ってもういつのことかわかりませんが、個人的には、そう遠くない未来には物々交換の時代が復活すると予感してます。


LINEって無料ですよね。Skypeだってそう。

もっと言ったら音楽や動画やソフトウェアもそうです。

あらゆるデジタルコンテンツがタダだらけになってません?

当たり前になって気付きにくいですが、一昔前には想像できなかったと思います。


インターネットの中ではすでに規模に左右されずに競争できる環境が整っています。

これまでは個人がどう頑張ったところで大企業に勝てるわけもありませんでしたが、ITの世界では普通に競争できる世界が広がっています。

特にコンテンツを産みだす分野に至っては勝ち負けなんて考えもせず、好きなものを好きなように作ることに価値を求め、できあがったもの関しては無料でどうぞみたいなこともよくある光景になってます。

しかも、個人だからといって質が劣ることもなく。


また、食糧に関してもそうですよね。

先進国の食糧廃棄率ってえげつなくないですか?

販売事業者の廃棄率でさえ3割から4割ってとこもあるのに、ここから購入者による廃棄も考えると下手すりゃ半分は捨てられているなんてことも。

これってすごい無駄ですよね。

ただ、この無駄って人が直接管理していたから起こる事でもあったわけで、もうすでに、ITやICT・IoTによる管理で廃棄コストを下げる動きは活発になっており、結果もでてきています。


ついでに農業でも考えてみると、AI・IoT・ロボットをフル活用して無駄を省き効率よく効果的に生産できるようになれば、生産コストが減少され新規参入の障壁もぐっと下がっていきますよね。

(農地法の参入障壁はまだまだ健在しておりますが…)

そうすると農業にまつわる大きな組織体や慣習が産んだ所謂独占的な価格市場、はっきり言うとコントロールされていた生産過程や価格の仕組みを壊すことが可能で、そうするとこれまで以上に生産品を安く提供できる仕組みが出来上がっていきます。


このようにIT世界で当たり前になってた無料化の波はいよいよ現実世界に波及してきてます。

ITだけではなくこれからの新技術による管理であらゆるコストを下げ続けていけば、食糧に関しても無料化への道はそう遠くないとこにまできているように思います。


加えて無料化の勢いは新技術による生産コストの削減によるものにとどまらず、最近では対象の商品やサービスを無料にするためのアイデアが続々と生まれてきています。

これまでは広告収入による利益転化が代表的でしたが、特定の商品やサービスや仕組みの利用を条件に、本来目的としていた商品やサービスを無料で得られる形も提案されてきています。

楽天の第4キャリアの話にもそんな噂がちらほらと…あくまで噂ですが。


あとはやっぱりシェアとかレンタルとか、個人で独占的に所有するから、共有し必要な時に必要なだけ利用する概念も普及してます。

この流れを見てると移動手段や住居に関する無料化もないとは言えなくなってきましたね。

そもそも人の代わりに働いてくれる環境が確実に進んでいるわけですし、いますぐ完全無料とは言わずともその流れはどんどん進んでいくでしょう。


いまはまだ現実的に捉えられない感じはありますが、気付いた時にはもう遅いでは後手に後手が重なり遅れを回収していくだけになるかも。

そうならないよう地方こそ小規模からでも無料化への挑戦は早々にやるべきだと思います。


それではまた。

竹田新撰組

仕事と療養を両立させたコリビング・ビレッジの創造 「新撰組の武士よりも武士らしく」に習い、 「健常者よりも健常者らしく人生を楽しむ」を実践する難病起業家集団

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