中国いろんな意味ですげぇ
こんにちは
年も明けて5日。ゆっくりできるのもここまでか…と言いたいところでしたが、2日3日4日とバリバリ仕事してました。ブログはおサボりでしたが…
ということなんで、本当は新年のあれこれを写真付きで紹介するつもりでしたが、そんなものがまったくないので、今回もくどいブログシリーズということになります。
はい。とまぁ…年末年始は仕事をしていたもののそれなりに時間に余裕はありましたので、後回しにしてた経済紙や時事記事や漫画や漫画や漫画などを読み漁ることができました。
そん中で気になったのが中国に関する記事ですかね。
とにかく記事としてあげられている件数が多い。
投資・買収ネタからeコマース・eスポーツにブロックチェーンやコワーキングなど、内容も様々で中国市場の面白さをネタにした記事がバンバン上がっていましたね。
わたし自身中国に対する捉え方ってプラマイでマイナスが少々勝ってる感じなんですが、ベンチャーの台頭や面白い取り組みや挑戦なんかの勢いには感心してしています。
国家体制とか情報統制とか格差なんて後ろ暗い一面でさえめっちゃ活かしてますしね。
で、具体的に面白いなぁと感じたこととして、まず電子マネーがあります。
alipayやwechatpayなんかの電子マネーですが、まあ便利ですよね。
北京とか上海なんかの大都市だと屋台を含めて使えない店はまず見ないそうですし、地方でも普通は使えるらしい。上海のコンビニや飲食店だと利用率は95%以上とかとか。
公共機関が運営してる観光名所とかはたまに使えないとこもあるそうですが、なかなかの普及率です。
ただ、電子マネーを使うにも中国国内の銀行口座と紐づけないと事実上使えなくって、旅行程度では中国で銀行口座の開設を行うことは困難というか、作りませんよね普通は。
ちなみに、なんで外国人旅行者が中国で銀行口座の開設が難しくなったかというと、その他諸々思惑があるでしょうが、1番大きいのはマネーロンダリングの防止でしょうね。
よく懸念されるセキュリティ面についても、結構な対策をされているようで、携帯端末ロックパスワードと支払パスワードの2つでカバーしているとのこと。
色々と疑ってかからないとならないお国柄なんでこんな所はしっかりって感じですかね。
そういえば日本でもalipayを使える店は増えてるらしいんですけど、これも中国人旅行客専用サービスで日本人は中国でアカウント持ってても使えないらしい。
じゃあ なんで中国ってこんなに電子マネーが普及したかというと、まずは中国通貨の信用や信頼がないってことだと思います。
だってATMから偽札がでてくる国ですし、当の中国人が信用できないって言ってんだから。
それに加えて店側の手数料が異様に安くて低コストで導入できるうえに、電子マネーの普及競争で各社が色んな特典をつけたおかげってのも大きいようですね。
割引付けたりチャージ残高へ高い金利をつけてみたりして。
でもこれって各社の体力勝負というか命の削りあいみたいな血みどろの戦いなんで、先行投資とはいえ危険すぎるというかなんというか…
正直同じような事をやれば日本でも普及しそうだけど、他にも策はありますし、日本なりのやりかたでやってもいいようにも思います。
ただ、スピード感は中国を見習うべき。
で、電子マネーに関してビジネスの話を少しさせていただくと、携帯使ったモバイルペイメントの普及って経済的利益が結構大きくて、低コストで導入できるうえに、あらゆる料金回収プロセスの簡素化がさらにコストを下げ、各事業者の利益拡大に貢献していますよね。これは本当に羨ましい。
最期に
ここまで中国ってすごいねって話をしてきましたけど、結構やばいこともいっぱいで書ききれないんですけどおおまかに言うと嘘と格差がやばい。
中国がだしてる貿易数字なんかあんなもん信用もなにもないですし、中国進出して経営云々以前に体制絡みで痛い目に合っている企業も山ほどありますからね。
それになんといっても格差でしょう。
これは日本の一部事実から目をそらす人達の言う格差とは段違いで、本物の格差とはこうだと言わんばかりの超絶格差が中国には存在しています。
都市と農村部では同じ国とは思えないほどの違いが顕在しており、華やかな都市の隆盛は結局これら農村部からの搾取によって成り立っているのが実情。
農村から出てきた出稼ぎ労働者の低賃金で成り立つビジネスも多くって、結局こういった闇が中国経済を下支えしているわけなんですが、これがいつまで続くのか心配というかなんというかといった感じです。
てな感じで中国についてあれこれ思うままに書いてみましたが、感想としては、中国っていろんな意味ですげぇって感じですかね。
いつもにようにオチとしては締りがありませんがこんなもんです。
ということで今日はここまでとさせていただきます。
今年もくどいブログが続くかと思いますが、お暇な時にでも読んで頂ければ嬉しいなぁ。
最後の最後に遅れましたが本年もよろしくお願いいたします。
それでは。
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