ペットを家族に迎える新しい形
こんにちは
竹田新撰組プロジェクト代表の私は、博多わんこのごはん事業の代表も務めております。
そのためペット事情に関しては常に関心を持ち意見交換をさせていただいております。
そんな中で耳にした保護犬猫と飼いたい人を結ぶマッチングサービスOMUSUBI。
全国の主要地域にある30の保護団体と共に取り組みを実施しておられるとのことで、
これからペットを家族に迎える新しい選択肢の提供を目的にサイト運営されています。
この取り組みには博多わんこのごはんスタッフ一同支持させていただき、
微力ではありますが全力で応援させていただきたいと考えております。
保護犬猫と飼いたい人を結ぶ取り組みですが、
これまではどうしても慈善活動の延長で収益性からは程遠く、
結果として運営が継続しないか、厳しい状況での運営となることがしばしばで、
また、利益を害することを鑑み協力的ではない機関や団体等の影響力に加え、
行政の取り組みも大きく踏み込めたと言えるものもなかったことから、
これら目的を達成するには志ある民間が利益を産む形で展開することが必要でした。
このOMUSBIを運営される株式会社シロップは同時にペトこと(情報メディア)も運営され、
ペトこと経由でペットと泊まれる宿泊予約などの収益源から単月黒字化を実現しており、
利益を産みだす仕組みを確立されOMSUBIと連結させての問題解決を目指しており、
サービスを拡充していくとのことです。
私達も保護犬猫をつくりださない環境を成立させるアプローチを行っておりますが、
OMUSUBIやペトことのようなサービスが先行して展開されることは励みになります。
保護犬猫が生まれる原因の1つとして、
オークションで落とされペットショップの店頭にさえ並ばなかったケースがあります。
オークションで落とされる理由としては「規格外」が主なもので、
健康状態に問題がないにも関わらず大きすぎる・小さすぎる、〇〇の形が変だから、
などのように商品としての価値でのみ判断されることが日常です。
本来はこのような保護犬猫をつくりださない環境作りが必要なのですが、
今はまだ対処することで問題を深刻化させないことに留まっています。
いずれは保護犬猫という概念がなくなるくらいの形にできるよう取り組む必要があります。
そのためにもできることは意識改革と情報発信です。
そもそもこれからペットを家族に迎えたい人達の多くは保護犬猫の存在を知りません。
ペットはペットショップで飼うものというのが当たり前になっています。
ペットを家族に迎えてたくさんの交流を重ねることで知り得るケースがほとんどです。
ですから、まずははじめての皆様に知っていただく機会をつくることと、
現状のペット産業の実情を触れやすい所に引っ張り出すことが我々の役目だと考えます。
情報発信と意識改革についていいえば保護犬猫についても言えることがあります。
それは保護犬猫は問題がありそうだとして敬遠されているケースがあるということです。
上記でも述べたように健康上問題はないものの、
売買過程においての不具合によって保護された犬猫たちですので問題はありません。
確かに中には病気や怪我をしている子もいますがそれは解決できない問題ではありません。
また、保護される犬猫は保護過程においてしっかりとケアされ躾も行き届いています。
それら情報を十分に読み解けば保護犬猫に対する意識も変わっていくように思います。
このような様々な問題を解決するためには正確な情報を発信し理解してもらい、
そこから保護犬猫とのマッチングや保護の仕組みがなくっていくようにしなければですね。
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