医療法人社団KNI

ホテルのような病院ということでたまたま目にした記事が面白かったので、

今日はお休みのつもりでしたがブログを書くことにしました。


記事にある医療法人社団KNIが運営する医療施設を色々と検索してみましたが、

確かにホテルのようなラグジュアリーな空間と高いホスピタリティが感じられました。

で、なんですが、面白いと感じたのは実はここではなく理事長の考え方にあります。

この医療法人の理事長の北原茂実氏の提唱として、

国民皆保険制度の廃止や医療のビジネス化が打ち出されています。


私自身も国民皆保険は無駄の温床だと思っていますし、

なにより健全な医療サービスの提供や享受の妨げにもなっていると考えています。

医療消費者個々が自身の病について本気で向かい合い理解し治療に取り組むためには、

やはり国民皆保険の廃止は必要条件になると断言しても問題ないように思います。

結果として医療消費者個々の意識の高まりは医療者の責任や負担の軽減にもつながり、

双方にとって利益を追求できる仕組みになるように思うんです。というかなります。


で、北原氏の提唱の中で特に共感させてもらった内容として、

医療を自由化し、それ自体で利益を上げられる産業に作り替えることだという点で、

株式会社化や医療の輸出産業化も必要だというお考えには諸手を挙げて賛成です。


なんですが、ちょっと?と思う内容もちらほらありましたので恐れながら…

まず国民皆保険はほっておいても破綻するというご発言があったんですが、

短期的にはまずないだろうと思いますし、中長期でも破綻はなかなか難しいと思います。

なぜなら現状の日本の財政はどこかの誰かが煽るような危機的状況ではなく、

むしろ健全な財政状況にあるといえます。これは国のバランスシートを見てください。

その上で皆保険制度の改正云々手入れを丁寧に行えば長期の維持は可能だと考えられます。


また、皆保険廃止後の医療費の負担について一部公金を利用するとあったんですが、

いくつも記事を精査してみたんですがいずれにも具体的な公金利用の内訳がなかったんで、

ここについてももう少しお考えを拝聴させて頂ける機会があればなぁと思います。


個人的には皆保険の破綻を期待するよりは、

廃止に向けしっかり取り組んでいく必要があると考えており、

医療費の負担についても公金の活用は必要だと思っていますので、

これからも北原氏のお考えや取り組みを参考にさせていただきたいです。

偶然とはいえいい記事に巡り合えてよかったなぁ。

それでは。



竹田新撰組

仕事と療養を両立させたコリビング・ビレッジの創造 「新撰組の武士よりも武士らしく」に習い、 「健常者よりも健常者らしく人生を楽しむ」を実践する難病起業家集団

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