コンテンツとブランディング

コンテンツをお金に変える。

これって結構難しかったりします。

竹田って自然環境豊かだし、最近はアートなどの芸術部門でも動きがあるなど、観光とか自然とか芸術とか町の魅力を高めていくうえで持てるものは持ってるんですが、それって潜在的な資源とか資産であって、それを形にして表現しないと意味がない。

その上で必要なのがブランディングなんですが、竹田でそれが定まってるとは思えません。


じゃあどうやってブランディングしていくか?

いまのブランディングの主流って地名だよりなところがまだまだあって、特に小規模な地方や地域に至ってはそれが如実に表れている感じがあります。

例えば近場の有名観光地でいえば、黒川温泉や湯布院温泉なんかそうじゃないですかね?

黒川温泉といえばなに?湯布院温泉といえばなに?

と聞かれた時に、絶対これっていう代表的なものを挙げられます?

黒川とか湯布院っておおまかなイメージでなんか良さそうって感覚はあるんですが、具体的にどこのなにがいいの?って聞かれると意外にでてこなかったりします。

ただ、これはこれでいいと思うんです。

強烈なこれだというものがなくても地名そのものをブランド化して集客できれば。


しかし、これからのブランディングプロモーションの「核」はコンテンツだと思います。

いかに持ってるコンテンツをブランド化して情報発信していくかが問われる時代。

そう言う意味でコンテンツのブランド化に成功しているのは別府ですかね。

別府といえば?と問われると「地獄」がワードとしてすぐにでてきますよね。

他にも思い浮かぶのはニセコの「パウダースノー」かな。

ニセコではパウダースノーの希少性をPRしたブランディング戦略がうまくいってます。

まさにパウダースノーというコンテンツにブランド力を持たせて情報発信する。

これがこらからの売り方や情報発信の在り方として求められる形になるんでしょう。


竹田の場合、竹田式湯治(長湯の炭酸泉)や農村回帰宣言がコンテンツとしてあります。

個人的には久住高原の雄大な大自然をもっとプッシュしたい。

素材やテーマはいいと思うし、ブランディングしていくことも可能だと思います。

ただ、ブランディング以前にこれらコンテンツの活用方法が定まってますか?

ってところが気がかりです。

現状掲げられている内容は、やりたい側の発想が先行しているように感じてます。

これ面白いからやろうは大事なんですけど、それを受け取る側の視点はもっと大事で、こんなものがあったら嬉しいを形にする発想がもっと欲しいかなって思ってます。


今後はコンテンツ内容のブラッシュアップとブランド化を図りつつ、情報発信の在り方についてもワンステップ踏み込んだ形でトライしていきたいですね。

情報発信の在り方については次回ブログで書いてみようと思います。

それではまた。





竹田新撰組

仕事と療養を両立させたコリビング・ビレッジの創造 「新撰組の武士よりも武士らしく」に習い、 「健常者よりも健常者らしく人生を楽しむ」を実践する難病起業家集団

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