泊食分離

泊食分離と聞くようになって随分経ちますが、実践される宿泊事業者はまだまだ少ない。

これは事業者単体でできる取り組みではないし難しいという声もありますが、

本当にそうなか?って思ってたりします。

宿泊事業者様の周辺には美味しいご飯屋さんって1つや2つは必ずありますよね。

そんな美味しいお店を積極的にご紹介することもできれば、

空き家スペースを活用してレンタルキッチンなんかを設けて提供することもできますし。


泊食分離はインバウンド向けなんて議論があるんですけど、

実際は日本人観光客にこそ需要があったりするんですが、ここがまだ理解されてない。

どの地域の宿泊施設でも同じような食事内容で飽きてるお客さんって多いんだそうです。

これからは泊食分離が間違いなく宿泊体型の選択肢の1つになっていくことを考えると、

まったく手つかずってのはまずい状況かもしれません。


特に利便性の悪い観光地こそ、他とは違う特色をださねばならぬはずが、

キラーコンテンツのはずの「食」に独自性が出せないとなると致命的。

これからは宿泊事業者は食を切り離して泊の質にこだわる。

これこそが利用者の求めるものだと思うし、やるべきことだと思う。

竹田新撰組

仕事と療養を両立させたコリビング・ビレッジの創造 「新撰組の武士よりも武士らしく」に習い、 「健常者よりも健常者らしく人生を楽しむ」を実践する難病起業家集団

0コメント

  • 1000 / 1000